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そもそもなぜ「契約」が必要なのか、という所から両氏の説明は始まる。
- 信頼できない相手との交渉は難しい。
- だから契約で互いを縛り、両者間の間に「信頼」が醸成されることを期待するのである。
その契約は、基本的には二種類しかない。
- FFP: Firm Fixed Price=この金額で成果を納めます、という契約。
- T&M: Time and Material=成果を納めるまでの時間単価×期間を請求いたします、という契約。
例えばシステム開発でFFP契約を締結すると、理論的には開発側は無限のリスクを背負うことになる。初期見積もりが甘すぎて、実はとんでもない開発量を見逃していた、という場合だ。
一方のT&Mだと、今度は顧客側が無限のリスクを背負うことになる。やはり初期見積もりが甘すぎて、実はとんでもない開発量を見逃していた、という場合だ。
どちらの場合も、開発側と顧客との間の信頼は醸成されない。